2022年2月17日
皆さんこんにちは。
野生動物&環境保護専攻アシスタントの野中です。
間崎島のキャンプ場に、
Sushi yutaka Resort 株式会社 様が取り組む英虞湾アップサイクルプロジェクトの一環として、
野生動物&環境保護専攻の有志学生たちとSEABINの設置を行いました!
過去の記事はコチラ↓
SEABINとは、オーストラリアのサーファーの青年が考案した、海洋ゴミを自動で回収する装置です。クラウドファンディングで資金を募り製品化に成功、現在39の国と地域で860台が稼働しています。日本では19台が設置されており、今回で20基目となります。
Jambeckらの論文によると、日本から年間14万トンのプラスチックゴミが流出しているといわれています(平成30年11月21日環境新聞から引用)。そのすべてが海に出るものではありませんが、使い捨てプラスチックの量を減らすとともに、海に流出してしまったプラスチックゴミは沖に流れてしまう前に、シービン設置により回収できます。[ https://seabin.co.jp/ ㈱平泉洋行HPより引用]
船からSEABINを下ろし、さっそく取り付け作業を開始します!技術者さんから指示を受け、学生も真剣に取り組みます。電源が上手く入らないなど、作業は難航しました…。 入水!!!
無事稼働し、海水を吸い込みはじめました!
ゴミの回収そのものもとっても大事ですが、根本を解決しなければゴミは流れ出続けます。
どんなゴミが、どれほど取れるのか?
これが分かれば、ゴミの流れるルートや流出源、流出原因などが見えてくるかもしれません。
問題解決のためには、まずはデータを取ることも重要です。
モニタリングを続けつつ、SEABINの活躍に期待します!
次回もお楽しみに☆
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