2022年1月28日
皆さんこんにちは。
野生動物&環境保護専攻アシスタントの野中です。
今回は、英虞湾アップサイクルプロジェクトの現地実習で行った中から
・放置イカダの解体
・廃作業小屋の清掃
についてご紹介します!
過去の記事はコチラ↓
はじめにイカダの解体です。
間崎島には、漁師の高齢化により適切に処理することが出来ず、海上に放置されている養殖用のイカダがいくつもあります。明確に定められた破棄方法は無く、今回は素材ごとにバラして処理を行います。
まずはイカダを岸に上げます。
ロープや針金はとても頑丈に結び付けられているので、
ロープカッターやチェーンカッターを使って少しずつバラしていきます。取り外した物は素材ごとに分けて回収します。
金属は回収業者へ、
木材は適度な大きさに切って薪へ、
バール(発泡スチロールの浮き)は8等分して回収業者へ、
捨てるものはなるべく少なく、アップサイクルを心がけます。
作業中、ロープについた牡蠣殻から魚が出てきました!サツキハゼか、それともベニツケサツキハゼか…!?
よく観察しながら熱心に調べていました!1人だと大変な作業ですが、皆で協力するとあっという間に片付けることが出来ました!
続いて廃作業小屋。
ここではかつて真珠養殖に関する作業を行っていたようです。
電気が通っていないので、持参したライトで照らして作業します。沢山の物がそのまま放置されていて、
使われていた当時の様子を思い浮かべながら分別していきます。
大量の石灰粉がこぼれていたり、大量の真珠の核が床に散らばっていて滑ったり、
思った以上に大変な作業です。
こちらは3日間かけて、綺麗に片付けることが出来ました!
次回も間崎島での実習の様子をお届けします。
お楽しみに☆
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