2017年7月21日
みなさまこんにちは
動物飼育系担当の廣谷です
イベントまであと10日!
今日のテーマは
「キョウリュウ」について
恐竜といえば ?
ティランノサウルス?プテラノドン?首長竜?モササウルス?
この中で「恐竜」と呼ばれるのは実はティランノサウルスだけ
この違いは「脚の付き方」にあります
基本的に恐竜とは陸上を直立歩行で歩く「爬虫類」を指します。
直立歩行のため、脚は体に対して真下についています。
プテラノドンは「翼竜」といい、飛行性爬虫類
首長竜は、日本でもフタバスズキリュウ(ドラえもんに出てくるピー助のモデルです!)が有名ですが、海生爬虫類
モササウルスも肉食の海生爬虫類です。
ワニやトカゲも陸上を歩きますが、直立歩行ではなく脚は横に張り出していますね
ほら!
と言わんばかりのフトアゴヒゲトカゲ兄弟。
※フトアゴヒゲトカゲの展示は行っていません。
現代でも研究が進み次々と明らかになる恐竜の生態
まだ見ぬ大型の恐竜がいるかもしれないし、現生する動物とそっくりな恐竜がいるかもしれないし・・・想像するのは自由です!
そこが恐竜のおもしろさでもあると思います。
イベントではあなたの知らない恐竜の世界が待ち受けているかもしれませんよ
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天王寺動物園では、大阪ECO動物海洋専門学校ご協力のもと、企画展「ほんとに知ってる?身近な生き物たち『奇想天外〜小さなキョウリュウの2億年〜』」を平成29年8月1日(火曜日)から8月20日(日曜日)まで開催します。
今回の主役はまさかの「あの」ニワトリ!?そしてキョウリュウです。
博物館展示の代表でもある恐竜は、計り知ることのできない大きさや迫力から、絶滅したと言われる現在も子どもから大人まで幅広く人気があります。しかし、絶滅した真相やその生態については明らかになっていません。そして、現在研究が進み明らかになる新事実「恐竜は今も生きている」。このわくわくするような真相をぜひ企画展で体感してください。
いかにして恐竜は姿を変えたのか、恐竜の末裔(まつえい)が私たちの近くにいるとしたら・・・。企画展では、恐竜が出現する以前から出現し「生きた化石」といわれる肺魚、トビハゼなどの生体展示を行います。また、ニワトリをはじめとするゲスト鳥類の登場もあるかもしれません。さらに、株式会社海洋堂ご協力のもと、フィギアを用い進化の歴史を再現し振り返ります。その鱗一枚一枚まで細部にこだわり再現された作品は、私たちを恐竜の世界へと誘ってくれることでしょう。
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000406533.html