2017年7月22日
みなさんこんにちは
動物飼育系担当の廣谷です
さて、イベント間近の今日は植物のお話を
展示室で行われる今回のイベント、雰囲気作りに欠かせないのはやはり緑!植物たちです
恐竜が生きていた時代には大森林が多く、そのほとんどは「シダ植物」の仲間。
なんとなかには30メートルを超える巨木も
これは大気中の二酸化炭素濃度が高く(なんと現在の4〜8倍も!)植物にとって環境が最適だったからです
そしてそれらを好む植食恐竜が巨大化し、さらにその植食恐竜を捕食する肉食恐竜が巨大化するわけなのです
そんな恐竜と深い関係のあるシダ植物を展示しない訳にはいきません!
ということで今回の会場には
ディクソニア
木生のシダ植物でさすがに恐竜時代の30mには及びませんが、こちらもしっかりと育てると10mほどに成長するそうです!
今でも
この大きさ!(私の身長は165㎝ほどです)
十分な迫力と生命力の強さを感じます
6月中頃、フラワー担当のS先生に頼み込んでゲットしました
(ゲットしてからずっとS先生が管理してくれているのですが・・・)
南国の植物であるディクソニア、やはり相当太陽の光を浴びないといけないようです
このようにご来場いただくみなさまを恐竜時代へと誘う準備は着々と進んでいますよ!
ぜひこの夏は、天王寺動物園へお越しください!
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天王寺動物園では、大阪ECO動物海洋専門学校ご協力のもと、企画展「ほんとに知ってる?身近な生き物たち『奇想天外〜小さなキョウリュウの2億年〜』」を平成29年8月1日(火曜日)から8月20日(日曜日)まで開催します。
今回の主役はまさかの「あの」ニワトリ!?そしてキョウリュウです。
博物館展示の代表でもある恐竜は、計り知ることのできない大きさや迫力から、絶滅したと言われる現在も子どもから大人まで幅広く人気があります。しかし、絶滅した真相やその生態については明らかになっていません。そして、現在研究が進み明らかになる新事実「恐竜は今も生きている」。このわくわくするような真相をぜひ企画展で体感してください。
いかにして恐竜は姿を変えたのか、恐竜の末裔(まつえい)が私たちの近くにいるとしたら・・・。企画展では、恐竜が出現する以前から出現し「生きた化石」といわれる肺魚、トビハゼなどの生体展示を行います。また、ニワトリをはじめとするゲスト鳥類の登場もあるかもしれません。さらに、株式会社海洋堂ご協力のもと、フィギアを用い進化の歴史を再現し振り返ります。その鱗一枚一枚まで細部にこだわり再現された作品は、私たちを恐竜の世界へと誘ってくれることでしょう。
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000406533.html
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