2017年7月26日
みなさんこんにちは
動物飼育系担当の廣谷です
今日は視点を変えて
「ほんとに知ってる? 身近な生き物たち」の歴史を振り返ります
2014年夏、飼育員さんの一言
「最近の子どもたちは土で遊ぶことが少なくて、ダンゴムシも触らないね」
(当時のことなので、正確には少し違うニュアンスかもしれません・・)
そして、天王寺動物園様と協力し、「ほんみぢ」が誕生しました。
2014年度は飼育員さんの言葉通り、「ダンゴムシとカタツムリ」をテーマに
2015年度はカエル、両生類
今思えば、この2年間で生体管理の難しさを痛感しました
もう、ほんとに痛感です
それと同時に生き物と向き合う気持ちも変わったのですが
そして昨年度の奇蟲(きちゅう)たち。
出ますよーーー
ほんとにたくさんの方に「気持ち悪い」をいただきました。
そして今年、トリとキョウリュウ
身近なの!?と感じてしまうのも無理はありませんが、ニワトリをはじめとする鳥類は私たちの生活には欠かせない存在となり、そしてその鳥類は恐竜から進化した動物だというからさらに驚きです。
「恐竜は死なず、ただ飛び去るのみ」
これは今回の裏テーマです。
イベントの全貌を知る人のみ、この言葉の意味を理解できる魔法の言葉!
これからもほんみぢイベントがみなさんに楽しんで学んでいただけるように学生共々全力で取り組みますのでぜひご来場ください!
お待ちしております…
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天王寺動物園では、大阪ECO動物海洋専門学校ご協力のもと、企画展「ほんとに知ってる?身近な生き物たち『奇想天外〜小さなキョウリュウの2億年〜』」を平成29年8月1日(火曜日)から8月20日(日曜日)まで開催します。
今回の主役はまさかの「あの」ニワトリ!?そしてキョウリュウです。
博物館展示の代表でもある恐竜は、計り知ることのできない大きさや迫力から、絶滅したと言われる現在も子どもから大人まで幅広く人気があります。しかし、絶滅した真相やその生態については明らかになっていません。そして、現在研究が進み明らかになる新事実「恐竜は今も生きている」。このわくわくするような真相をぜひ企画展で体感してください。
いかにして恐竜は姿を変えたのか、恐竜の末裔(まつえい)が私たちの近くにいるとしたら・・・。企画展では、恐竜が出現する以前から出現し「生きた化石」といわれる肺魚、トビハゼなどの生体展示を行います。また、ニワトリをはじめとするゲスト鳥類の登場もあるかもしれません。さらに、株式会社海洋堂ご協力のもと、フィギアを用い進化の歴史を再現し振り返ります。その鱗一枚一枚まで細部にこだわり再現された作品は、私たちを恐竜の世界へと誘ってくれることでしょう。