2018年10月6日
近藤です
9月24日~27日に高知県大月町にある黒潮生物研究所において、海洋生物保護専攻を対象に、臨海実習を実施しました。
24日午前は、ウニの標本作成を行いました。生きたウニを使って裸殻標本を作りました。
午後は、海藻について学びました。海藻はシュノーケリングで採集し、研究所に持ち帰って図鑑を見ながら名前などを調べました。
25日は午前に海岸生物(主に無脊椎動物)を採集し、午後に採集された生き物の分類やなまえを調べました。
26日午前は魚類の採集を行いました。少し波があり船酔いする学生もいましたが、いろいろな種類の魚が採集されました。
写真の学生が釣ったのはメイチダイです。
他にも、オオモンハタ、アカハタ、ブリやシマアジなどが釣れました。
午後は種苗生産施設を見学しました。ここではマダイなどの種苗(稚魚)が生産されていました。
下の写真は親魚に餌を与えている様子です。
27日午前は魚市場を見学しました。この日はクロマグロなども水揚げされていました。ちなみにオオモンハタは1Kgあたり1100~1900円、アカハタは約1500円の価格がつけられていました。
午後はソフトコーラルの骨片標本作成を行いましたが、私が夕食の準備をしていたため、その様子の写真がありません。
夕方、前日に釣れた魚を刺身などにして、みんなでいただき、実習は無事終了しました。