2018年5月27日
こんにちは。ECOの城者です。
野生動物&環境保護専攻の西表島実習のメインである
イリオモテヤマネコ保護プロジェクト!の報告です。
これぞ大阪ECOにしかできない実習です。
イリオモテヤマネコは水田に棲息する生物も餌にします。
現在、西表島島内では県道沿いに水田が集中して作られており、
そのため道路に出てきたヤマネコが事故に遭遇してしまうのです。
かつて、稲作や炭作りで栄えた稲葉集落跡地の水田を再生し、
餌場を作り、イリオモテヤマネコを保護して行こうという
プロジェクトです。
マングローブ林が繁る浦内川を船で遡り、
稲葉集落跡地に上陸しました。
観光では行くことない場所、
船でしか行くことができない場所です。
もう人は住んでいないので、植物の勢いにおされて
村の跡地はジャングルの中に消えつつあります。
旧稲葉集落に住んでいた平良氏より
当時の村の様子や風習について話を伺いました。
村の水源地だった場所にも案内してくださいました。
そして、鎌や草刈り機の使い方も教えていただき、
森や草地に埋もれてしまった水田跡の草刈りをしました。
近い場所ではないので、そう頻繁に来ることはできません。
そんな私たちに課せられた使命は、
現在イリオモテヤマネコがおかれている状況と、
このプロジェクトの意義について、
広く発信していくことではないでしょうか。
今回2年生は2回目の西表島実習になるので、
事前に「私たちにできること」を考え、それらをイリオモテヤマネコ保護プロジェクトの企画案としてまとめ、平良氏にプレゼンテーションしました。
学生たちの質問や意見に耳を傾けくださり、
有意義な意見交換ができました。
お忙しい中、貴重な機会を設けてくださった平良氏に感謝です。
一歩一歩ではありますが、
着実に継続して進めていきたいと決意しました。
2024年8月7日
2024年8月6日
2024年8月24日
2024年7月16日
2024年7月12日
2024年12月25日