2016年5月30日
こんにちは。ECOの城者です。
野生動物&環境保護専攻1・2年生合同で、
長野県軽井沢の森へ実習に行って来ました。
軽井沢と言えば、ちょっとセレブな避暑地ですね。
ここにあるNPO法人ピッキオで野生動物保護管理実習を行ないました。
軽井沢の豊かな森にはツキノワグマが生息しているのですが、
クマが別荘地にやって来て、住民とトラブルを起こしてしまう…。
農作物を荒らしてしまう…。
そんなトラブルを避けるために、ピッキオでは様々な活動をしてします。
ツキノワグマを捕獲し、発信機をつけて放獣します。
そして発信機をつけたクマの行動を監視します。
今回は軽井沢野鳥の森でオリエンテーリングをしながら
ツキノワグマの保護活動について学びました。
地図を見る眼差しも真剣です。
軽井沢の町は高度1000m、
避暑地だけあって、とっても爽やかな森でした。
ちょっとジェラシックパークみたいな場所もあります。
そして、こんな標識が…!
なんか良いですね。
あ!学生が何か発見しました。
ヤマアカガエルです。
こんなのも…。
ゾウムシですね。
森の中をよく観察すると、こんな発見もあります。
これはツキノワグマの爪痕です。
あ!また何か発見したようです。
カナヘビでした。
ピッキオではベアドッグの育成も行っています。
クマが森から出てきて人と接触するトラブルを避けるために活躍します。
アメリカから来たとっても賢いカレリアン・ベアドッグ!
あ!クマと間違えられたようです。
2泊3日の短い期間でしたが、
人と野生動物の共存を体感できた素晴らしい実習でした!