2024年1月16日
みなさんこんにちは!
野生動物&環境保護専攻アシスタントの高見です!
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実は昨年12月に西表島に行ってきました!!
本専攻では長年に渡り西表島での実習を行ってきましたが、
今回は実習ではなく、あるプロジェクトへの参加が目的です。
それが「イナバ水辺再生プロジェクト」
かつてイリオモテヤマネコが餌場としていた旧稲葉集落の
水田跡地に水辺を再生する取り組みで、
旧稲葉集落は実習で何度も訪れた縁深い場所です。
このプロジェクトが立ち上がると知り、
ぜひ参加させてください!と連絡をして参加させて頂きました!
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今回は7名の学生と参加しました!
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活動当日、様々な所属団体から20数名の方々が参加されていて、
少し緊張しながら顔合わせを済ませ、
説明を受けて早速作業スタートです。
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草が生え草原のようになってしまったこの場所を掘り起こし、
水田のようなエリアを作ります。
ここに虫やカエルや鳥たちが集まれば生物多様性が守れますし、
さらにイリオモテヤマネコの餌場を作ることも出来ます
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鎌で草や根を切り、クワで土を掘り起こしていきます。
作業は2日間行われ、ひたすらみんなで土を掘り起こし、
こんなに広いエリアを水田にすることが出来ました!!!
学生たちもお昼はみんなでお弁当を食べたり
休憩中は冷たくて気持ちいからと言って水田に座っていたり(笑)
はたまた生き物探しに出向いてみたりと
タフな作業の合間も楽しそうでした
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ちなみに作業前はこんな感じでキレイで楽しそう
でも作業後は全身ドロドロでヨレヨレ(笑ってるけど)
気温もさすが西表島!といった感じで12月なのに25度ぐらいあり、
作業中は汗びっちょりでした
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みんなでドロドロになって作業をしながら、
初めて会う方々ともうまくコミュニケーションを取っていて、
学生たちの成長をすごく感じました
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色んな方から若い学生の力が借りれて本当に良かった!と
お褒めの言葉も頂きましたし、
西表島のためになる活動もでき、
大収穫な2日間になりました
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今回作った水田を生物の調査やエコツーリズムなどに活用すべく、
今後も大阪ECOとして関わっていきたいと思います!
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今回はこれで終わり!また次回お楽しみに~
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【番外編】
作業が終わってみんなで夜のイリオモテヤマネコパトロールに出かけました!
突然ガサガサっと藪から動物が走ってきました
イリオモテヤマネコか!?と期待しましたが、
リュウキュウイノシシでした
まぁ、そんな簡単に見つからないか
いつか見れますように!!!