2019年5月23日
こんにちは。ECOの城者です。
野生動物&環境保護専攻の西表島実習のメインである
イリオモテヤマネコ保護プロジェクト!の報告です。

このプロジェクトも今年で4年目になります。
これぞ大阪ECOにしかできない実習です!
イリオモテヤマネコは水田に棲息する生物も餌にします。
現在、西表島島内では県道沿いに水田が集中して作られており、
そのため道路に出てきたヤマネコが事故に遭遇してしまうのです。

かつて、稲作や炭作りで栄えた稲葉集落跡地の水田を再生し、
餌場を作り、イリオモテヤマネコを保護して行こうというプロジェクトです。

今年はその情報発信の一環として、
学生たち自身がデザインしたTシャツを作成しました。

マングローブ林が繁る浦内川を船で遡り、
稲葉集落跡地に上陸しました。

観光では行くことない場所、
船でしか行くことができない場所です。

ちなみに、ここ浦内川観光で、
大阪ECOの卒業生がエコツアーガイドとして活躍しています。

植物の勢いにおされて
村の跡地はジャングルの中に消えつつあります。

先ずは土地の所有者:平良氏より
当時の村の様子や風習について話を伺いました。


ここで1年目、2年目、3年目と草刈りや整地を行なってきました。

昨年は2年生が、事前に「私たちにできること」を考え、
それらをイリオモテヤマネコ保護プロジェクトの企画案としてまとめ、
平良氏にプレゼンテーションしました。

今年はその土地で植物をはじめ生物調査を行ないました。





その集落跡地の地形や植相がどうなっているか!?

ドローンを用いて空からの撮影も行いました。


そして、新たにセンサーカメラも設置させてもらいました。

いや~そこは写らへんやろ!

こっちの方が視界が広い!

ここは餌場かも!?

意見を交換しながらイリオモテヤマネコが現れそうな場所を推測し、
グループ毎にセットします。

さて、果たしてイリオモテヤマネコの姿を
撮影することはできるのでしょうか!?

今後に期待です!
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