2017年10月23日
こんにちは。野生動物&環境保護専攻担当の井上です。
今回は野生動物&環境保護専攻の日帰り実習。行き先は京丹波です。
山に近い地域では、山に棲むシカやイノシシの農作物への被害を受けることがあり、その対策について学びます。
大阪から片道約3時間。現地のお部屋をお借りして、害獣対策のプロの方から、実際にどんな対策をしているのか、どのくらいの損害があるのかなどをを学びます。
そのあとは実際に山に入り、動物たちの痕跡を見て回ります。
写真の左に見えるのが、動物達が人家に近づけないようにするための柵ですが、小さな穴から出てくることもあるようです。
学生たちは、動物たちが通っていると思われる場所、被害が出ている場所の様子や、その対策を実際に自分の目で見て、現状や野生動物との付き合い方、マネジメント方法などを学び、沢山の写真も撮っていました。
哺乳類は、鳥や虫などと違いなかなか野生の姿を目にすることが困難。実習中も、森の中に入るものの、その姿を見ることはできませんでしたが、代わりに山の中に仕掛けたカメラの映像を見せていただきました。
夜間行動するシカの映像に見入っている様子でした。
都会に暮らしているとなかなか馴染みがない、人と野生動物の関わりについて考える時間になったのではないでしょうか。
野生動物&環境保護専攻では、今シーズンもまだまだ実習が予定されています。
次回の更新もお楽しみに。
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