2017年10月18日
近藤です。
10月17日から海洋生物保護専攻を対象に
鯨類観察演習を実施しています。
海域は北海道釧路沖です。
船から観察を行います。
これまでに遭遇した鯨類は、ザトウクジラ、イシイルカ、シャチ、カマイルカ、ハナゴンドウです。
では写真をご覧ください。
まずはザトウクジラから。
ザトウクジラは近年よく見かけるようになりました。
世界的に生息数が回復しているようです。10月17日だけで合計7頭を観察しました。
次にイシイルカです。
イシイルカには体の模様の異なる2タイプが存在しますが、
ここ釧路沖には両方のタイプがいます。
ただしこの写真からは判別できません。
そしてシャチです。
船に接近してきました。威嚇しているのかもしれません。
迫力満点です。最低10頭はいました。
これはカマイルカ。
200頭以上の大群に囲まれました。
餌になるような生き物がたくさんいたのでしょうか。
そして、最後にハナゴンドウです。
比較的暖かい海を好む鯨種です。北海道ではとても珍しいです。
鯨類観察演習は23日まで続きます。