2017年5月29日
こんにちは。ECOの城者です。
野生動物&環境保護専攻の西表島実習報告も
いよいよ本番です。
西表島実習第6弾!
イリオモテヤマネコ保護プロジェクト!
これぞ大阪ECOにしかできない実習です。
ここは、かつて稲作や炭作りで栄えた稲葉集落跡地です。
今はもう人は住んでいません。
植物の勢いにおされて
村の跡地はジャングルの中に消えつつあります。
水田があった頃は、周囲に多様な生物が生息していて、
ヤマネコは水田に集まる生物も餌にしていました。
現在、西表島島内では県道沿いに水田が集中して作られており、
そのため道路に出てきたヤマネコが事故に遭遇してしまうのです。
水田跡地を再生し、餌場を作り、
イリオモテヤマネコを保護して行こうというプロジェクトです。
マングローブ林が繁る浦内川を船で遡り、
稲葉集落跡地に上陸しました。
観光では行くことない場所、
船でしか行くことができない場所です。
今はもう誰も足を踏み入れようとしません。
当時の村の様子や風習について話を伺いました。
そして、鎌や草刈り機の使い方も教えていただき、
森や草地に埋もれてしまった水田跡の草刈りをしました。
「写真ばっかり撮っていて草刈りしないんですか~?」
「いやいや、本番はこれからです!」
と、言う訳で…
汗だくになりながら草刈りを…。
決してやらせではありません。
う~ん、労働って気持ちいい!
近い場所ではないので、そう頻繁に来ることはできません。
そんな私たちに課せられた使命は、
現在イリオモテヤマネコがおかれている状況と、
このプロジェクトの意義について、
広く発信していくことではないでしょうか。
夜はナイトハイク(夜間観察)に出かけます。
お楽しみに~!
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