2012年8月22日
神戸空港の人工ラグーンに ウミガメが保護されているのを知っていますか? 日本ウミガメ協議会と神戸市が協力して、 ウミガメレスキュープロジェクトを実施しているんですよ。
浅くて餌が豊富な瀬戸内海にやってきたウミガメの多くが、 激しい船の往来や漁船の操業によって、 ケガをしたり死んでしまったりしています。 そんなウミガメを神戸空港の人工ラグーンで
一時的に保護しているのです。 今回はカメたちの健康診断を行うため、 人工ラグーンにいるウミガメを捕獲する作業に参加しました。 当日は日本ウミガメ協議会会長であり須磨海浜水族園館長の ユーモアたっぷりの挨拶から始まりました。
思ったよりもウミガメは大きく、泳ぐのが速い!
広い人工ラグーンで捕まえるのもやっとです。ダイビングインストラクターの卒業生が大活躍しました。
ウミガメの泳力もすごいが彼の泳力もすごい!捕獲したウミガメは浅瀬に運ばれます。
サメによって前肢を失った「アカウミガメの悠ちゃん」も泳いでいます。
「悠ちゃん人工ヒレプロジェクト」も4年目を迎え、
今回は改良型人工ヒレのテスト装着も行いました。
当日はウミガメエコツーリズムも開催され、
ドルフィントレーナー専攻2年生の玉利さんが作成した
ウミガメ紙芝居は子供たちに大人気でした。
玉利さんは絵の才能が認められ、夏休み期間中、
須磨海浜水族園で研修生としてカメ芝居を実施しています。
がんばれ~!