2011年9月12日
こんにちは獣医師の春木です
現在、動物看護師専攻の2年生たちは、前期試験、就職活動、卒業研究、学会発表準備などなどで目の回るような忙しさです
夏休みに『猫に対するアロマテラピー』の卒業研究に立ち会ったので紹介しますね
アロマテラピーは普通、「エッセンシャルオイル」という植物から抽出した香りの成分を使うのですが、猫には中毒を起こすこともあるので、より安全な「フローラルウォーター」を使います
学校の猫たちの好きな香りを調査し、体に影響が出ないことを確認するために血液検査をするというもの
ミルキーくんの採血をするところ内腿にある血管を確認しています。ミルキーは足の短いマンチカンなので、血管確保が大変
動物病院で主に採血をするのは獣医師で、動物看護士は『保定』が大事なお仕事です『保定』というのは獣医師が採血や診察をしやすいように、動物の動きを制限すること
特に猫の保定は難しいので、かなり練習が必要です。みんながんばれ~
こちらはシャルルおじさんの保定の様子・・・
明らかに不満そうな顔をしていましたグレムリン(悪い方)に似てますね
何度か繰り返すうちに、みんな保定も上手にできるようになりました
さてどんな結果が出たのか・・・??12月の卒研発表が楽しみです