2023年12月1日
みなさんこんにちは!
野生動物&環境保護専攻アシスタントの髙見です!
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今回は南伊勢町で行った子ども向けの環境教育イベントの様子をお伝えします!
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今年の春に、縁があって知り合った「伊勢志摩ロータリークラブ」の会長さんから、
子ども達とビーチクリーンをして、環境保護について考えるプログラムを
考案して欲しいと依頼がありました。
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具体的な内容などの打ち合わせを行い、学生たちは下記課題に取り組むことになりました
・子ども達が身近な環境について考えるきっかけを作る
・海洋プラスチックごみについて考える環境学習を行う
・ゲーム性のあるおもしろいごみ拾いの方法を考案する
・子ども達の安全サポートをしながら親交を深める
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みんなで事前に色々な準備をして、当日を迎えました。
。イベント当日は珍しく天気に恵まれ、ポカポカ陽気の気持ちのいい気候でした
イベントには小中学生、教育委員会教育長、ロータリークラブ会長・会員の方々、
地元ケーブルテレビ、区長さん、地元ボランティアの方々など、
約70名が集まり実施されました
まずは小中学生と学生たちの顔合わせです。
この日が初めましてだったので、お互い少し緊張気味、、、
学生とペアになってもらい、みんなで山を登ります
やはり、野外で活動すると開放的になるのでしょうか、
初対面の割には話が弾んでいたように見えました
足元に気をつけながら進んだ先には、この絶景です!
ここは塩竈浜(しょうがはま)といい、あまり知られていない穴場スポットです
一見綺麗に見えますが、太平洋に面したこの浜にはたくさんのごみが流れ着きます。
漂着ごみは海浜植物に絡み付き、この浜に留まってしまうのです
この塩竈浜を綺麗にしたい!ということで今回のプロジェクトが立ち上がったのです
。
それでは早速、浜のごみ拾いをします
ただごみを拾うだけでは面白くないので、ゲームにしてみました!
ルールは簡単、とにかくたくさん拾ったチームの勝ち!
グループに分かれて、よーいスタート
制限時間もあるのでみんな走り出しました
学生たちも一緒になって拾っています
制限時間ギリギリまで拾って、終了〜〜!!
拾ったごみを高く積んでいって、1番高いチームの勝ちです!
勝利チームには賞品もありました
また、各チームで拾ったごみの中から、
日本から1番遠い国のごみを拾ったチームには特別賞が!
1番遠い国はアメリカでした!
圧倒的に多かったのは中国で、その他は韓国やベトナムのごみもありました。
中にはこんなレアなヤシの実も(笑)
大人も子どもも目一杯楽しんでごみ拾いをしてくれました
『ゲーム性のあるおもしろいゴミ拾いの方法を考案する』クリアです
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拾ったごみを前にして、学生から小中学生にお話があるみたい
内容は海洋プラスチックについてクイズです
今日拾ったごみはどうやって処分されているのか、今どれぐらいのごみが海に流れているのか、
実際に自分たちで拾ったごみが目の前にあると
しっかり自分ごととして感じることができますね
みんな真剣に話を聞いてくれました!
『海洋プラスチックごみについて考える環境学習を行う』クリアです
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ごみ拾いが終わった後の浜は、なんとなく綺麗になったように見えませんか?
ごみ拾い前
⇩⇩⇩
ごみ拾い後
もちろん今回のごみ拾いだけでは完全に綺麗になった訳ではありません。
また新たに流れ着くごみもあるでしょう
しかし、今回のごみ拾いゲームがきっかけになって、
もっといろんなごみを見つけたい!綺麗にするって気持ちいいな、と思って、
またこの浜に来てみようと思ってくれたらいいな、、
『子ども達が身近な環境について考えるきっかけを作る』クリアかな?
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みんな最後は拾ったごみを分担して持ち帰ります
疲れて静かになるかな?と思いきや、帰りも元気いっぱい
喋ったり歌ったり、学生も小中学生のパワーに押され気味でした
無事ケガもなく帰ってくることができました!
『子ども達の安全サポートをしながら親交を深める』クリアです!
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学生たちも実習が続いたり、卒研や就活でみんな忙しい中でしたが、
準備や当日の対応まで頑張ってくれました
おかげでたくさんの小中学生の笑顔が見れました
今回の経験がみんなの将来に繋がってくれるといいなと思います
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それでは今回はここまで!また次回のレポートをお待ちください
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