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2022年10月13日

三保サーモン養殖場【水族館・アクアリスト専攻】


こんにちは。

海洋系・アクア担当の西本です。


アクアリスト専攻2年生の宿泊実習最終日。

「三保地下海水養殖センター」を見学させていただきました



アクアの就職先には水族館やアクアショップだけでなく

養殖の道に進む学生もいます。


こちらでは「三保サーモン」を養殖しています。


ですが、


実はこちらの養殖場


運営会社は「日建リース工業株式会社」さん。

足場の貸し出しや建築関係の会社なのです


「そこでしか食べられないさかなの価値を届ける」


水産分野における取り組みを積極的に行う1つとして

三保の地下海水を使ってサーモンの養殖に挑戦したのが始まり



「地下海水」


地中深くからくみ取った海水は

年中水温が一定に保たれ、不純物が無く無酸素の状態なので雑菌が含まれていません。

もちろん、アニサキスなどの寄生虫もなし!



地下海水を汲み上げるポンプは、

海水水温が平均して18℃なので今の季節は冷たく感じます。


地下海水は無酸素状態


あれ?っと思った方いませんか


無酸素だとサーモンたちは呼吸ができないのではと思いますが

そこに日建さんの技術が役立っています!




この部分で液化酸素を海水に混ぜていきます。


酸素ナノバブル水って聞いたことありませんか?

その技術がここに使用されています






使用されている液化酸素の温度は-183℃



少し見づらいですがパイプに氷が、、、



さっそく中に入って見学




立派なサーモンですねー


なんと、餌やり体験をさせていただきました。


人間が食べても害がない餌を使用しています。



ということで、ぱくり。

ほんのりかつお節風味のぱさぱさした味だそうで、、、




サーモンの身は

綺麗なサーモンピンクと言われていますが「白身」です


海でエビなどを食べアスタキサンチンの成分の影響で赤くなります。



そして、サーモンだけでなく

現在は試験的にサバの養殖にも挑戦中とのこと。




SDGs 14の目標「海の豊かさを守ろう」ということで

現在、国も養殖業にかなり力を入れています。


みなさんも、食卓に並ぶ魚がどこからきているのか

ぜひ調べてみてください。


今回担当してくださった、養殖センターの方々

ありがとうございました!

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