2022年10月6日
こんにちは。
海洋・アクア担当の西本です。
先日、海洋生物保護専攻の実習引率に行ってきました
今回は学生が
「ビーチフェスティバルin桜ノ宮」で地引網のお手伝いに参加!
10月が始まりましたが
この日はまだまだ暑かったです
暑い中、学生も現場に到着
先生と並んで川を見る姿が
ほっこりしたので撮影
さっそく今日の1日の流れを確認。
本日は大阪府立環境農林水産総合研究所
生物多様性センターの方にご指導していただきます。
イベントの開会式にも参加
この日の川の水深はおよそ2.5m
網を引く学生は胴長を着て作業をします。
1回目は練習として一般の参加者様なしで網を投げ込みます。
取れた魚は水槽に入れるのですが
水道から汲み取った水はカルキが入っているので、普段授業をしてくださっている講師の先生に教えてもらいながら水槽のカルキを抜いていきます。
それでは1回目の網の投げ込み開始!
ここで、きれいに広げながら網を入れないと隙間から魚が逃げていきます。
ボラが水面をピョンピョン飛んで
網の外に逃げていってしまいました
半円状に広げていき
端のロープをビーチにいる学生が引いていきます。
同じタイミングでゆっくり慎重に、、、
さて、どんな種類の魚がとれたかな?
いるいる!
次に、子供役の学生が1人1匹ずつとってバケツに入れていきます。
ん、これは
オオクチバス(ブラックバス)ですね
外来魚もたくさんとれました。
とれた魚は水槽に移動させ
解説担当の学生にバトンタッチ
この魚の名前は、えーっと、
どの子だ?笑
こっちはスズキですね。
「またおまえかー!」でお馴染みですが、
実はそんなにはとれないんだとか。
子供たちにもわかりやすい言葉で解説をしていきます。
ちょっと空を飛んでるように見えませんか?
.
それでは本番スタート!
子供たちが見守る中、どんどん網を投げ込んでいきます。
魚はちゃんととれているのか!?
子供たちもドキドキ
たくさん魚の影が!
とれたさかなを早速解説!
この日は練習も含め計4回採取を行いました。
そして10種以上の魚種を確認することができました。
その中でも、サイズが1番大きかったのが
オオクチバス(約50cm)
こんなに大きなサイズがとれるなんて思ってもいませんでした。
が、このオオクチバスは立派な外来種
名前の通り口が大きく、ネズミや水鳥すら食べてしまうのです。
生きたままの持ち帰りは禁止されています。
みなさんも、近くの川でどんな種類の生き物がいるのか
ちょっと川を覗いてみませんか?
学生のみなさん、お疲れ様でした。