2018年2月22日
近藤です。
小型船舶操縦士免許は、水族館、水産養殖、ダイビングの現場で必要になる場合が多くあります。1月20日~2月12日に、水族館・アクアリスト専攻、海洋生物保護専攻、およびドルフィントレーナー専攻の学生(希望者)を対象とした小型船舶操縦士実技講習会および実技試験が琵琶湖で開催されました。2月9日の講習会の様子を取材しました。
この日は、6名が受講しました。学生6名に船が3隻用意されます。各船舶には1名の講師と2名の学生が乗船します。
上の写真は船を操縦する前に講師の先生から説明を受けている様子です。
実技試験に出題される内容も含まれているので、学生は必死に講師の説明を聞いていました。
船体と操縦席の点検の後、いよいよ出船です。
しばらく航行し、船の操縦になれたところで、試験に出題される重要項目について練習します。
上の写真は人命救助の練習風景です。
旗のついたブイ(浮き)を落水した人に見立て、それにゆっくりと接近し回収します。
なかなか上手にできている印象を受けました。
そして、上は蛇行の練習をしている様子です。けっこうスピードも出ていて気持ちよさそうです。
これは着岸の様子です。ゆっくり桟橋に接近します。
この日は幸運にも風がほとんど無かったため、比較的着岸しやすかったようです。
風が強く吹く日は難しくなります。
学生は、こうした講習を夕方まで受け、その後実技試験にのぞみました。