2016年7月29日
みなさんこんにちは
動物飼育系担当の廣谷です
今日の蟲(ムシ)はこちら
いや、今日はちょっと厳しいかもです。
だがしかし、イベントで展示する以上は、ブログでも紹介しておきたい・・・
みなさん恒例の・・・
いいですか・・・?
日本でも多く見られ、足の多いあの蟲
わーーーーーーー出ますよ。
!!
赤い身体が男心をくすぐるヒスパニオラジャイアントセンチピードのジャイアンです。(今つけました)
私の小さい頃は近所によく、黒くて大きいムカデがいました。
あれは「トビズムカデ」といい、このジャイアンと同じ「オオムカデ」の仲間です
完全肉食であるムカデ、餌はもちろんコオロギや小動物です
これも生きていくために必要なこと。
食べている姿はかなり興味深く、一気に食べるかと思いきや、第1〜3脚で獲物を抱え、蝕肢と呼ばれる1本目の脚で器用に手繰り寄せて食べます。
さすがにグロ画像になってしまうので、上アングルから
わーーー見えそう
しかし手?脚が器用に動いているのが写真からもわかると思います。
意外(?)とおちょぼ口なのですよ
そしてご飯のあとは、汚れた触覚を脚で挟み、綺麗に掃除する「化粧行動」をします
触覚より汚れるところはいっぱいあるでしょうに・・・
さて、なかなか興味が湧いてきたのではありませんか?
そして目
意外とつぶらな目ですが、よく見ると何個か目が集まって一つの目になっています。
これもムカデの特徴です。
さて、イベントではジャイアンの展示を行いますが、普段は物陰に隠れ、じーーっとしています。
タイミングによっては、ジャイアンをご覧いただけない時もあるとは思います、どうかご了承くださいませ。
イベントまでついに1週間!!!!!
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ほんとに知ってる? 身近な生き物たち
奇奇怪怪!暗闇のサーカス〜奇蟲(きちゅう)の不思議〜
天王寺動物園と大阪ECO動物海洋専門学校の共催イベントが今年も開催されます。今年スポットライトを浴びたのは「奇蟲」。奇蟲(きちゅう)とはムカデ・クモ・タランチュラ・ゴキブリなど昆虫とは異なる生き物たちの総称です。
これら奇蟲の仲間は古くから私たちヒトの生活の身近に存在し、生息してきました。身近でありながらも避けられてしまう彼らの本当の生態を知り、「気持ち悪いけど見てみたい!」「怖いけど近付きたい!」・・・「でもやっぱり気持ち悪い!!!」そんな奇蟲の世界を覗いてみませんか。
世界三大奇蟲、 触れるゴキブリ、世界最大のタランチュラ、あのお菓子のようなタマヤスデなど、奇蟲界のスターが爬虫類生態館アイファーに集まります。妖艶な生き物たちが織り成すサーカスのような世界感に、みなさまも魅了されることでしょう。
※天王寺動物園開園時間に準ずる。
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