2014年7月10日
こんにちは。ECOの城者です。
6月末に野生動物保護専攻1・2・3年生合同で
「里山マネジメント実習」を実施しました。
場所は三重県名張市にある霧生という村です。
里山マネジメントなんて聞きなれない言葉だと思いますが、
「地域の人と関わりながら」里の自然環境を保全していく。
「地域の人と関わりながら」里山の知恵と技術を学んでいく。
そんな実習です。
霧生は字の通り「霧が生まれる村」です。
区長さんをはじめとする地域の方々が迎えてくださいました。
先ずは里の周辺を散策し、生物の調査をしながら
「村のお宝」を発見していきます。
野生動物保護専攻の実習では恒例となってしまった
…ヘビ
コオイムシや…
モリアオガエルも…
お昼は地域の方々が、
ここの特産物である「こんにゃく芋」を使って、
学生たちと一緒に手づくりコンニャクを作ってくださいました。
ここから地域の方々とのふれあいが深まっていきます。
学生が仕上げた刺身コンニャクの一品、
地域の方々は大絶賛でした!
食事の後は里山へ入りました。
植林された人工林と雑木林が混在する里山です。
講師は前川先生です。
庭木として販売するための木を「山取り」します。
森へ入って行くと「緑の架け橋」がありました。
倒れた大木に時間をかけて苔がおおっていった自然の芸術です。
実習の様子を ケーブルテレビが取材に来ました。
緊張しながらインタビューに答える学生たち…。
さて、実習の仕上げは、学生たちがそれぞれの視点で、
発見した霧生の魅力を地域の方々にプレゼンしました。
これからは里海・里山マネジメントの時代です!
地域の人と関わりながら、
里海里山マネジメントのできる人材を育成すれば、
これからあらゆる場所で必要とされるようになるでしょう!