2014年7月1日
石田です。
今日は、ナチュラル・ライフ専攻の教室にある珍百景を紹介します。
まずは、「ゴジラのような植物」です。
いかがでしょうか? ゴジラの後ろ姿に見えないでしょうか? 多肉植物の瑠璃晃という種類です。
次は、「羽のような鰭(ヒレ)を持つナマズ」です。
フェザーフィン・シノドンティスという種類の著しく長い鰭を持つナマズです。フェザーフィン(Feather fin)を直訳すると、そのまま「羽のような鰭」という意味になります。
3つ目の珍百景は、「緑色過ぎるアワビ」です。
普通のアワビの貝殻の色は下の写真のように茶色ですが、毎日アオサという海藻を餌として与えていたら、このようにきれいな緑色アワビになりました。
実はアワビは、餌によって貝殻の色が変化するのです。知ってました?
最後の珍百景は、サボテンです。
ただのサボテンじゃないかと思うかも知れませんけれども。
サボテンを育てたことがある人は知っていると思いますが、乾燥地域に生えているサボテンは、根がいつも水で濡れていると根が腐って枯れてしまいます。
上の写真の手前にある2つのサボテンは、根が水の中に浸かっています。しかも、枯れずに元気に生育しています。
不思議ですね。これは、ある方法を用いて水の中でも平気な根をはえるようにさせて、水耕栽培を行っているサボテンなのです。
私たちが、なぜサボテンの水耕栽培をしているかと言えば、水槽の中で、魚とサボテンをいっしょに育てたいという無謀な計画があるからです。
まだ、成功していませんが、次の写真のようなことを目指しています。
これは、もちろん合成写真ですが、キンギョや熱帯魚がサボテンの間を泳いでいる姿や最初に紹介したゴジラ植物を水槽の中に入れてみたら、想像するだけで、楽しいと思いませんでしょうか?