2014年5月14日
こんにちは 看護系教務の清水です。
今日は、私が受け持つ「アニマルセラピー」の授業の一環として、ボランティアグループOHANAさんの動物介在活動にご一緒させていただいたので、その模様を報告します
場所は、大阪府郊外にある知的障害者の方が通われる福祉施設です
私たちの乗るバスが到着すると、利用者の方々が玄関に集まって大歓迎
ここ2年間、OHANAさんのこの施設での活動に同行させてもらっているおかげで、利用者さんたちの中にも顔なじみの方がたくさんでき、声をかけていただけるのは嬉しい限りです
とは言え、動物看護福祉専攻・動物理学療法専攻2年生のみんなにとっては初めての場所。
始めは当然ながら、みんな緊張の面持ちです
それをリラックスさせてくれるのがボランティアのみなさんと一緒に来てくれているわんちゃんたちの存在
スタンダードプードルのたんぽぽちゃんとアメリカン・スタッフォードシャーテリアのバカラちゃんです
実はこの二人もみんなに撫でられてリラックスモード。お互いに緊張がほぐれて活動準備が整いました
今日のプログラムは、園庭で。
少し曇った空に吹き渡る風が心地の良いそんな昼下がりは、外での活動にぴったりです
まずは、ワンちゃんの自己紹介の後、グループに分かれてのワンちゃんとのふれあいから。
今回は初めてワンちゃんに触るという利用者さんもいらっしゃって、初めはこわごわな様子でしたが、次第にあちこちのグループから歓声が上がり始めました。
続いては、ダブルリードでのお散歩体験。片方は飼い主さん、もう片方を利用者さんが握り園庭をぐるりと一回りします。
学生たちも一緒に歩いたり交代を手伝ったりしてサポートに回ります。
たんぽぽちゃんやバカラちゃん以外にもワイマラナーのウランちゃんなど大きな子もいるので、お散歩は迫力満点です。
このあたりから、みなさんの顏から緊張がとれ、にこやかな笑顔に変わってきましたよ その場はそれはもう和やかな雰囲気に。
続いては、ワンちゃんたちのダンス、そのあとは、いよいよ
AKB48の曲に合わせてみんなでダンスダンス
最後の振り返りミーティングでは、本校学生たちのがんばりで活動がいっそう良いものになったと言っていただいて、ますます温かい気持ちになった2年生たちでした。
2年生にとっては、初めて身近で見る動物介在活動。
実際に自分の目で見、肌で感じたことをこれからの授業にどんどん生かしていってくださいね