2014年5月2日
石田です。
のんびりしていましたら、ブログの自分の順番が過ぎてしまいました。
申し訳ございません、割り込みさせて頂きました。
今日は、ナチュラル・ライフのクラス(101教室)で飼育しています生物たちを紹介します。
まずは、これです。
このヒゲもじゃの生物は何かわかりますか?
次の写真を見て頂ければおわかりかと思いますが、答えはアワビです。
このヒゲは触手の役割をする突起です。この突起が体の周囲に多くあるのですよ。
キモイと思われるかも知れませんが、アワビが安心しているときは、突起をいっぱい出して、自分の周囲の様子を探っているのです。
したがって、ヒゲもじゃアワビは良い状態で飼育されていることを意味するので、良いことなんですよ。
ところで、この姿をどこかで見たことはありませんか?
映画で見たことがあると思いますが、これなんですよ。
「風の谷のナウシカ」に出てくるオームに似ていると思いませんか?
いかがでしょうか? というわけで、ナウシカに出てくる森を水槽の中に作ってみました。
水槽の中に入っているのは、多肉植物たちです。多肉って何?と思う人もいるかもしれませんね。
簡単に言うとサボテンなど乾燥地域に棲息していて、雨がほとんど降らないので、体の中に水分を溜め込むことができる植物たちです。
多肉植物の中には、不思議な形態をしている植物がいます。
たとえば、これらを見てください。
これは、葉なんです。不思議な葉ですよね。
次も変ですよ。
どうでしたか? この教室には、こんな変なものしかいないと思われても困りますので、次のようなものもあるのですよ。
これは、水槽の中に観葉植物を入れて、アマゾンをイメージした水槽です。
今準備中ですので、まだ魚は泳いでいませんが、完成したら、また、紹介します。
もうひとつ見て頂きたいのが、この水槽です。
水槽に上に乗っている植物の胡蝶蘭(こちょうらん)に注目して頂きたいのですが、胡蝶蘭はきれいな花が咲きますので、とても高価ですよね。ところが、この胡蝶蘭は100円で買ってきたのです。
ショップで売れ残って花が散ってしまったものでしたので、安かったのです。
寒さに弱くて、温室がないと、冬に枯れてしまって、家庭で育てるのは難しのですが、ところが、私たちの欄は温室がなくても越冬して、立派に育っています。
冬を越せた理由は、熱帯魚の水槽の上に置いたことです。下の水槽から常に暖かい湿気が欄にかかり、適度な温度と湿気のある環境を維持できたことが成功のカギです。
皆さんもやってみて下さい。温室のお金をかけずに欄の栽培ができますよ。
ただし、熱帯魚水槽にお金がかかりますけれどもね!
お母さんに「熱帯魚水槽のヒーターに、どんなけ電気代がかかっているのよ!!」と怒られてもかまわない人は試してみて下さい。ただし、自己責任でお願いしますね、くれぐれもお母さんから苦情が学校に来ないようにお願いしますよ。
最後に、水槽の中の魚たちを紹介します。
魚たちは、みな元気に育って 、1年間で、ずいぶん大きくなりました。
とくに、この水槽の主である写真の底にいるコイツです。このナマズは、最初はこの水槽の中で最も小さくて、いつも隠れていたのに、今では、最大サイズです。
他にも水槽があるのですが、ここで全部の魚を紹介できませんので、今、最も調子の良いこの子(オランダ・ラムのオスです)を紹介して終わりにします。