2014年4月2日
ECOの城者です!
大阪ECO動物海洋専門学校では
「海の再生プロジェクト」に取り組んでいます。
アオサという海藻をご存じでしょうか。
各地の沿岸部でアオサが大量発生しています。
そのアオサが腐敗したり、
漁業被害をもたらしたりしています。
アオサを有効利用できないか?と、
大学やNPOが、堆肥化に取り組んだり
バイオマス発電を試したりしています。
我ら大阪ECOでは、
アオサを餌にしてアワビの養殖ができないか!?と考え、
昨年9月から実験を始めました。
飼育をストーとした当初は殻長4cm程度でした。
か、かわいい
アオサを有効利用して
アワビが育成できれば一石二鳥です。
あれから約半年…。
アオサを食べて育ったところは、
殻が緑色になっているので、とても判りやすいのです。
最近はよく馴れてきて、アオサをあげると殻を持ち上げて、
アオサをキャッチしようとします。
その仕草がまた可愛い
食べられるようになるには3年くらいかかるでしょうか。
今はまだ僅か5個体の実験段階ですが、
これが量産できるようになったらおもしろいですね。
大阪ECOのブランドアワビができるかもしれません。
そんな期待を込めて、
エサになるアオサを大阪湾で採集しています。