2013年10月31日
石田です。
ナチュラル・ライフ専攻の授業にて、現在アワビの飼育にチャレンジ中です。
アワビの飼育は、一般的な観賞魚用水槽のシステムでは、難しくて、ダメかも知れないと思いながら、アワビの稚貝の飼育を始めたのですが、飼育開始から、なんとか1ヶ月が無事に過ぎました。
今のところアワビたちは元気に育っています。
しかも、立派に少し成長しています。
この写真のアワビの貝殻の外縁部の緑色のなっているのが、おわかりでしょうか?
この部分が、学校に来てから成長し貝殻が大きくなったところです。
なぜ、成長した部分が緑色になっているのかと言いますと、写真のアワビの手前に転がっているのが、餌として与えています海藻のアオサです。このアオサを食べているので、アオサの緑色が貝殻に現れているのです。
アワビたちは、昼間は、水槽の隅にへばり付いてほとんど動きませんが、夜になると盛んに動き回っていて、アオサのところへ行き食べています。
飼育において、気を付けていることは、水温管理とアワビが貝殻を成長させるために必要となるカルシウムイオンの海水中の濃度です。
もうひとつ気を付けなくてはならないことは、アワビを見に来る人たちが皆、「美味しいそうだ」と言っていまして、食べられないようにアワビたちを守らなくてはならないことですね!