2012年2月24日
こんにちは、看護系教務 獣医師の清水です。
一雨ごとに春に近づいていますが、みなさんの周りに春の兆しは見つかっていますか?
さて、今日は先週行った、動物看護福祉専攻と動物理学療法専攻1年生の合同授業「HAB」の校外学習の模様をお伝えします。
HABの授業では、さまざまなカテゴリーの動物たちと人とのかかわりを考える授業をしています。
今回は、産業動物とわたしたち。このテーマでは、身近な産業動物として、大阪府下にいる乳牛を取り上げ、予め産業動物専門の獣医さんに特別講義をしてもらっています。
そこで、やっと念願の牛舎見学。実際に乳牛たちを前に、今度は酪農家さんにお話を伺う機会を得ることができました。
堺市南区の酪農団地。ここでは、14戸の酪農家さんが集まって組合を作り酪農を営まれています。
まずは、牛舎見学。牛を初めて目にする人もいて、みんな目が輝いています。
ずらりと並んだ牛たち。午後のリラックスタイム。
経営者の方から、ここにいる牛たちの生い立ちや1日・1年の生活の模様、作業内容、生産者としての思いなどをたくさん伺いました。
1月に生まれたばかりの子牛。耳標も重そう!
学生たちからもいろいろな質問が上がりました。そのひとつひとつにていねいに答えてくださる経営者さん。
この日は、ちょうど年に2度ある牛の削蹄の日にあたり、削蹄師さんの見事なプロのお仕事を見せていただくこともできました。
お忙しい中、1時間余りおつきあいしてくださった経営者さん、削蹄師さん、そしてすべての牛さんたち本当にありがとうございました。