2022年11月11日
みなさんこんにちは!野生動物&環境保護専攻アシスタントの髙見です!
今大阪ECOの校内は明日から行われる学園祭準備で慌ただしいですが、前回に引き続いて軽井沢実習クマ調査の様子をお伝えします!!
まずは、クマ調査の基本であるテレメトリー調査について学びます!
野生のクマに取り付けてある発信器の位置をこの受信機をかざして探ります。
今回は練習ということで使われていない発信器の位置を探りました。
地図上で線を引いて交わった所に発信器があるはずですが、、、
答え合わせをしてみると、合っている学生の方が少ない
慣れないとやはり簡単にはいきませんね
調査の難しさを身をもって体感しました。
続いて実際に使われているクマの冬眠穴を見に行きます。
実際に使われるGPSを頼りに道なき藪の中を進みます
四苦八苦しながらやっと辿り着きました!!これが冬眠穴です!!!!
、、、想像するより開放的な穴?ですよね。
ツキノワグマは私たちが想像する「クマ」よりずっと体が小さく、木の根っこの隙間や岩の間など自然に出来た穴で冬眠します。
ここも倒れた木の根っこに土や葉などが積もった所です。
実際にはこんな小さな穴に入り込んでいたようです。学生も実際に覗いてサイズ感を確かめます
このような冬眠穴を調べることはクマ調査において非常に大事なことなんだそうです。
私はクマの痕跡を見ることで、「クマの森にお邪魔している」という気持ちになりました
さて、クマ調査についてちょっと興味が湧いてきましたか??
まだまだ学んだことはありますが、一旦クマ調査については終了で、次回はクマ対策についてご紹介します。
次回もお楽しみに!!