2023年9月22日
みなさんこんにちは!
野生動物&環境保護専攻アシスタントの高見です!
今回は、本専攻の実習で初となるクマタカ調査実習のレポートです
クマタカとは、北海道から九州の森林に生息する、大型のタカ科のトリです
クマタカを含めた猛禽類の調査は野生動物の調査のお仕事の中でも需要が高いです。
学生のみんなにクマタカを見てもらいたい!と講師の先生はずっと思っていたそうですが、
クマタカは深い森に生息しているので調査が難しく、
見つけられる確率が低いので今まで実習が実施できずにいました。
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しかし!今回学生でも見つけられそうないい場所を見つけていただき、
念願の「クマタカ調査実習」実施となりました
鳥類調査で活躍されている卒業生にも来ていただき、指導していただきました!
まず、クマタカのいる場所を特定するために、見えている山と地図を合わせていきます
そして、双眼鏡とスコープを使ってクマタカを探します
早速先生がクマタカを発見してくれました!さすがプロです!
かなり遠くに飛んでいたので見れなかった学生もいました
クマタカ以外の猛禽類、トビやミサゴやハチクマも見えましたが、
素人の私にはパッと一目では識別できず
クマタカが見たい!と思っていると全部クマタカに見えました(笑)
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これは唯一私が撮れた写真ですが、トビです
鳥類調査では遠くを飛んでいるトリが何の種類なのか瞬時に見分ける能力が求められます。
上達するにはたくさんトリを見ることが1番の近道だそうです
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さらにいい装備があれば完璧ですね
カメラを持参していたトリ好きの学生が撮ったクマタカです!
ズームしてみると、、、
かっこいい飛翔姿勢ですね
でもやっぱりプロの先生のスコープとカメラ、凄すぎました、、、!!
めちゃくちゃキレイに大きく見えました
学生たちも興味津々で色々(お値段とか、、、)聞いてましたよ
みんなもいつか買えるといいね
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やはり実際に鳥類調査をやってみるとトリを見つけることも難しいですし、
一日中山に入って探鳥する体力も必要です。
でも見つけた時は嬉しいですし、トリ好きの学生はずっと双眼鏡を覗いてました
「好きを仕事にする」ってこういうことだなぁ、としみじみ感じました。
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今回はトリの分野でしたが、他にももっと色々と経験して、
何時間でも没頭してしまう「好き」を見つけて欲しいなと思います。
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それでは今回はここまで!
また次回のレポートをお楽しみに〜
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