2020年9月28日
こんにちは。
海洋・アクア担当の西本です。
今回は
水族館アクアリスト専攻1年生 Fくんが飼育している
アルビノブッシープレコが繁殖に成功しているので
紹介したいと思います!
大阪ECOの実習水槽でもよく泳いでいるグッピーやプラティなどは、比較的簡単に繁殖します。
しかしプレコの繁殖は難しいとされていて、普通に飼育していてもなかなか繁殖をしません。
今回の成功は、Fくんがアルビノブッシープレコを1ペアだけで飼育していること。
塩ビパイプや石でしっかり産卵場所を作ったことが良い影響を与えたと思います。
アルビノはメラニンが欠乏しているため黒眼がなく、その奥にある血液が見えるため、目が赤く見えます。
そのため普段使用している照明では眩しく感じます。
人間でいうと、サングラスをせずに直接太陽を見ている感覚ですね、、、
Fくんは暗めの赤紫のLEDライトで飼育しています。
(写真撮影の時は白のライトを点けています)
メスは産卵を済ませると、オスに育児を任せて新しく産卵しやすい場所を探しに行ってしまいます。
イクメンなオスは安全な石の裏で、一生懸命子育てをします。
お疲れ様です。
現在、水槽には5回目に生まれた稚魚たちが石の裏で待機中です。
周りの兄弟たちと仲良く泳げるようになるまでは、もう少し時間がかかりそうですね。
Fくん撮影
今後は、他のプレコの繁殖にも挑戦したいとのことなので
成功すればまた皆さんにお見せしたいなと思います。