2020年4月27日
こんにちは!入学相談室の澁田です。
本日は主に海洋・環境関係の講義を担当されている石田義成先生です。
石田先生は環境省の研究機関で働かれていただけではなく、
アルゼンチン国立ラプラタ大学にてラプラタ川の生物調査(魚類や絶滅危惧種のラプラタカワイルカ)や
カンボジアのメコン川およびボルネオのキナバタンガン川に生息するイラワジカワイルカの
調査と保護活動に参加されたと様々な活動をされてきました。
※このあたりの活動の面白話を石田先生はたくさんお持ちです。興味のある方は直接聞いてください。
私が聞いて一番面白かったのは南米で「魚が大好きな高貴な方」とのエピソード。
現在は大阪ECOだけではなく大学でも教鞭を取られています。
また、石田先生のブログは読み物としても面白くて勉強になります。
一番のおすすめは
「アワビから真珠ができることを知っていますか?」
http://cblog-eco.oca.ac.jp/blog/2013/04/post-9050.html
さて、最後に石田先生からコメントを紹介します。
【最近、興味を持っていること】
海でなく川に生息しているカワイルカは激減して、最近絶滅したヨウスコウカワイルカ、今にも絶滅しそうな数種のカワイルカがいます。
これらの現状については授業で説明しますので、ここで紹介したいのはビザール・プランツ(珍奇植物)です。
聞きなれない言葉ですが、世界には、「なんだ!これ?」と思う珍奇な植物が生息しています。
珍奇植物と呼ばれるだけに、とても珍しく、植物園でも見ることのできないものもあります。
「天下一植物界」というビザール・プランツのイベントが、年に1回、京セラドームで開催されています(残念ながら今年は新型コロナのため中止です)。
毎年、学生と共にこのイベントの手伝いで参加しているのですが、本当に不思議な植物でいっぱいです。
少し紹介しますと、一生の間に2枚の葉しか生えない植物で、この2枚の葉が2000年以上伸び続ける「奇想天外」という植物、あの猛獣のライオンを殺すこともあると言われている「ライオンゴロシ」という植物などです。
興味ある人はネットで調べて見てください。
今、学校にあるビザール・プランツです。フォーカリアという多肉植物ですが、噛みついてきそうな形相ですね。
最後に、このような状況ですが、授業再開を心待ちにしています。