2019年6月4日
みなさん、こんにちは。
水族館・アクアリスト専攻担当の井上です。
新入生が入学して早2カ月が経ち、先日水族館・アクアリスト専攻の1年生は淀川の生物調査に出かけました。
大所帯の為、午前と午後でクラスごとに分かれての実施です。
今回の目的は主に水質検査のやり方を学ぶこと、そして淀川に暮らす”イタセンパラ”を観察することです。
イタセンパラとは絶滅危惧種にも指定されている小型の魚です。
川の近くにはいたるところにイタセンパラに関する看板が立てられており、まずはこれを読んで勉強です。
川を覗き込んで目視で生き物を探す学生や、周囲の様子をスマホで撮影する学生もいました。
ある程度観察できたら、次は水をすくって水質検査です。
専用のキットの使い方、数値の読み取り方などを学びます。
記録を取ったら生体探しです。すくった生き物を見せてくれました。
1センチ前後の小さな生き物を探します。
午前中に実習を行ったクラスは、ヤゴやカメを見つけていましたが、残念ながらイタセンパラには出会えませんでした。
しかし、午後から行ったクラスではイタセンパラを発見。約1センチの小魚を一生懸命写真に残していました。
みんなで観察した後、川へ返しました。
校外での実習が少ない水族館・アクアリスト専攻ですが、また学生たちの様子をご紹介します。
次回もお楽しみに。