2015年10月9日
こんにちは。ECOの城者です。
野生動物保護専攻1・2・3年生で、毎年恒例になった
サバイバルキャンプ実習へ行って来ました。
場所は三重県にある海跡湖です。
朝、大阪を出発する時は曇り空だったのですが、
現地に近づくにつれて、どしゃ降りの大雨に…。
「もう帰りましょうよ」
弱音を吐く学生たち。
何とか上陸をして、サバイバル生活の始まりです。
雨が小降りになったのを見計らって、
先ずはテントを設営します。
しかし、天気は容赦してくれません。
突然の強風にタープも飛ばされ、テントが壊れ…。
「もう帰りましょうよ」
弱音を吐く学生たち。
そして、トイレも自分たちで作ります。
立派なトイレが仕上がりました。
さて、テントが設営できたら、食糧を調達しなければなりません。
魚釣りをするも、悪天候で水が濁っていて、
釣果は期待できず…。
食糧は磯で採集した貝類だけになりそうです。
このカメノテをスープにすると美味しいのです。
「食糧調達できました!」たくさん獲った貝を嬉しそうに持ってきましたが、
それを16人で分けなければならないのを忘れてないか…!?
雨風をしのいで、火をつくるためにはタープを設置しなければなりません。
既製のタープではなく、ブルーシートと流木を利用しているので、
設置するのもなかなか大変です。
ブルーシートを利用した手づくりのタープも何とか設営ができ、
火を熾して暖をとりました。
風雨にやられて弱気になっていた学生たちも、
ようやく一心地ついたようです。
最初から最後まで雨に祟られた実習でしたが、
悪天候での活動は、きっと学生たちの力になったことでしょう。