2012年1月23日
ECOの城者(じょうしゃ)です。
もうすぐ節分、関西では恵方巻を食べますね。
恵方巻きの大きさによっても違いますが、
だいたい20cm×20cmの海苔(のり)一枚は
一体いくらだと思いますか!?
食べ物に関しては、安心安全な物が安価で購入できたら
こんなに嬉しいことはないですね。
先日、学生たちと取り組んでいる
「海の再生と地域活性化プログラム」の一つを実施すべく、
島へ渡って黒海苔漁の仕事を体験して来ました。
船が海苔網の下をぐんぐん潜って海苔を刈り取っていきます。
この袋へ詰める作業がなかなか大変で、海苔まみれになりながら、
肩、腰、腕、全身がギシギシ音を立てるくらい筋肉痛になりました。
船一杯の海苔袋、これを脱水機にかけた後、
ほぐしてゴミを取り除いて機械へ通していきます。
海苔の収穫から製品化までを体験してみると、
もっと高くてもいいのではないか!?などと思ってしまいます。
あの手間と労働を考えると、
海苔一枚がとても価値あるモノに思えてしまいました。
一枚一枚にありがたみが増したような気がします。
モノの価値なんて、そんなものかも知れませんね。
海苔一枚、いくらだったら安い?高い?
体験プログラムを通して、
モノの価値を変えていきたいなぁ…と思います。
学生たちが漁協支所長と観光局へ
「自分たちが考えた案」をプレゼンしている姿です。
このプロジェクトを通して、
学生たちは「考え」「行動」することで、
その力が周りの大人達を動かし、
自分たちの考えが実現していくことを学びました。
ゼミ生たちはずいぶん成長したなぁ…。