小正月

皆さんこんにちは！OCAのフラワー＆農業担当長岡です
さて、皆さん１月１５日は何の日かご存知ですか？
「小正月(こしょうがつ)」と言い、邪気をはらい、
１年間の健康を願って「ハレの日」である１月１５日に
『小豆粥』を食べる習慣があります。
中国では昔冬至の日に小豆粥を食していたのですが、
日本に伝わった際には１月１５日の小正月の朝に
小豆粥を食するようになりました
小豆粥のはじまりは平安時代中期に編纂された『延喜式』
律令(法律のようなもの)でも記述されており
小正月には宮中において
米・小豆・粟・胡麻・黍・稗・葟子（ムツオレグサ）の「七種粥」が食せられ、
一般官人には米に小豆を入れたより簡素な「御粥」が振舞われていたようです。
小豆の存在については古くは縄文遺跡から発掘されているほか、古事記にもその記述があることで日本人の生活と共に古くから親しまれて来ました。
日々の食事や和菓子として欠かせない小豆ですが、
その他
・枕の詰め物
・お手玉
・楽器
・擬音の発生材料
(竹籠と組み合わせて波の音)(紙の上に落として大粒の雨の降る音)
とあり、生活や文化に密着した作物だということがわかりますね。
さてさて、今年度OCAでは見慣れた小豆と共に白小豆も栽培しました。

一見大豆のようにも見えますが、普通の小豆や大豆に比べると、
半分～三分の一サイズで小粒で可愛いんです!
OCAの健康農食科では、定番野菜のほかに、
変わった作物や、まだ珍しい作物の栽培にもドンドン取組んでいます！
勿論、授業で作った作物はお家に持ち帰って家族で頂くのもよし！
学校内やアンテナショップで販売するもよし！
食品加工の授業中に調理するのもよし！
色々な活用方法を提案中です！
まだご紹介しきれていない作物もありますが、
皆さんが知っていて、面白そうな作物や珍しい作物があれば
ぜひOCAの体験入学で聞かせてください！
色々なアイディアを待っています