2015年12月12日
こんにちは。ECOの城者です。
大阪湾の入り口にある「天空の城ラピュタ」の様だと
話題になった島をご存知ですか?
そのラピュタの島で、野生動物調査実習を行いました。
野生動物保護専攻1・2・3年生の合同実習です。
ここは島の至る所に、砲台跡や火薬庫跡があるんですよ。
歳月を経て、そのレンガづくりの建築物に植物が絡みつく…。
それがラピュタのシーンに似ていると話題になり、
数年前からたくさんのマニアが訪れるようになったそうです。
砲台跡、火薬庫跡には、迷路のような地下通路も…。
学生たちはナイトハイクでここを訪れ、
コウモリの観察をしていました。
恐くないんですかねー。
私は昼間でも恐ろしかったのに…。
もちろん島なので、船で渡らなければなりません。
わずか15分くらいの船旅なのですが、
いやがおうにも気分は高まります。
あれ!何だ?
あのカラフルな鳥は…!?
クジャクです!
クジャクのお出迎えです!
実は過去にこの島はテーマパークの計画が有り、
島に動物が持ち込まれたらしいのです。
まだ外来種と言う概念が浸透していなかった時代ですね。
クジャク以外にも、タイワンジカやタイワンリスも繁殖しています。
島のあちこちでタイワンリスが走り回っている姿を観察できます。
シッポがモッフモフで可愛いんですけど。
海辺では磯の生き物を採集して観察します。
野生動物を知るためには植物の生態を知らなければなりません。
先ずは植物の調査が基本なのです。
しっかり学んでくださいね!
調査方法の手ほどきを受けました。
そして、野生動物保護専攻の実習では
定番のシーンになりましたね。
お約束のこのシーンです!
冬眠前の巨大アオダイショウです。
体長180cmくらいありました。
実習の合間の、ほんの少しの時間を見つけて、
学生たちは魚釣りにトライします。
ほんの数分なんですよ。
休憩時間もジッとしていません。
おおーっ!獲物をゲットしてきました!
これは晩ご飯に…。
たくさんの貴重な経験ができた友ヶ島実習でした。