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2011年7月7日

昆虫・植物標本レスキュー

近藤です。

以下は、626日毎日新聞朝刊 に掲載された記事です

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110626-00000129-mailo-l27)。

津波被害の昆虫・植物標本レスキュー

慎重に東北の「宝」修復-あまりの損傷に絶句
 東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市の市立博物館の収蔵品を修復する作業が、大阪市立自然史博物館(東住吉区)で行われている。津波が2階天井にまで押し寄せ、6人の職員全員が死亡・行方不明となった博物館から、トンボやチョウの標本約820点と植物標本約750点が届けられた。海水と泥をかぶったまま1カ月以上放置され、カビも生えていたため、職員やボランティアが急ピッチで作業を進めている。東北地方に生息するマダラヤンマなどの昆虫標本は、バラバラに壊れていたものが多数見つかった。
 前例のない修復作業にボランティアとして参加した会社員の梅崎裕久さん(46)と専門学校助手の長瀬翔さん(21)は、あまりの損傷に「まさか、ここまでひどいとは」と絶句した。標本は特殊な洗浄液で泥を洗い流し、低揮発性の接着剤を用いて羽や胴体を元通りにするなど細やかな作業が慎重に進められている。
 同館の佐久間大輔・主任学芸員(43)は「亡くなった学芸員たちが制作した東北地方の貴重な記録を次世代にも伝えていきたい。文化面から復興支援ができれば」と話す。修復を終えた標本は返却前に館内で展示する予定となっている。 

 

長瀬さんは本校の卒業生です。

野生動物保護専攻の実習を手伝ってもらっています。

写真は、先日の実習で長瀬さんが採集したウチワヤンマです。                                

                                                                                      

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