2016年10月31日
こんにちは。ECOの城者です。
野生動物保護専攻2・3年生で西表島実習に行って参りました。
珍しく?天気も最高!
西表島(イリオモテ)へは隣の石垣島から船で渡ります。
西表島は沖縄県(琉球列島)の西の端にある島です。
諸説ありますが、太陽が入る(沈む)西の表という意味で呼ばれています。
早速、自然体験観察ガイドをされている
森本氏からレクチャーを受けました。
森本氏は動物番組や野生生物映像収のコーディネートをされています。
島の自然や野生動物に精通された方なので、
かなり幅広い範囲でレクチャーしていただきました。
翌日は「イリオモテヤマネコ保護プロジェクト」です。
かつて稲作や炭作りで栄えた稲葉集落跡地を案内していただきました。
今はもう人は住んでいません。
植物の勢いにおされて村の跡地はジャングルの中に消えつつあります。
水田があった頃は、周囲に多様な生物が生息していて、
イリオモテヤマネコは水田に集まる生物を餌にしていました。
現在、西表島島内では県道沿いに水田が集中して作られており、
そのため道路に出てきたイリオモテヤマネコが
車にはねられるという事故が多発しています。
この稲葉集落跡地の水田を再生し、イリオモテヤマネコの餌場を作り、
イリオモテヤマネコを保護して行こうというプロジェクトです。
マングローブ林が繁る浦内川を船で遡り、
稲葉集落跡地に上陸しました。
観光では行くことない場所、
船でしか行くことができない場所です。
今はもう誰も足を踏み入れようとしません。
当時の村の様子や風習について話を伺いながら、
森や草地に埋もれてしまった村の跡地を案内してもらいました。
あ、自生しているシークワサーを発見!
すっぱ~い!
さて、西表島の食材を使ったお弁当を食べたら、
次は森の中へ入って行きます!
さぁ、何があるのでしょうか!?
期待が高まります!