2012年9月28日
みなさんこんにちはフラワー系専攻担当の嶋です
先日フラワー専攻1・2年生と藍を使った染物体験に
行って参りましたのでご報告いたします
「藍ーあいー」はタデ科の一年草で東南アジア原産の植物です
乾燥した藍の葉を100日程発行させ、“すくも”という染料にし、
インジゴと呼ばれる色素で染色することにより
藍色の染物が出来上がります
当日はNPO法人 寺子屋共育 轍‐わだち‐の蔵田さんと山口さん、
そしてファブリックデザイナーの蔵田 弥生先生、
一般社団法人 自然大陸の三島さんにご指導頂きました
今回は藍染めチームと、藍&玉ねぎ染めチームに分かれての制作です
玉ねぎ一体どんな色に染まるのでしょうか・・・
まずは大判の布を時計周りにグルグル巻いて長い棒状にし、
ビニール紐を反時計回りにきつくきつく巻いていきます
この作業簡単に見えますが、手にマメができる程力を入れて
しっかり巻いていくので意外と難しいのです
そして藍チームは藍の中へ・・・
玉ねぎチームは玉ねぎの皮を長時間煮出した鍋の中へ・・・
先程ビニール紐を巻いた所は染まらないはずですので、
巻く位置や長さ、力の入れ具合で染まり方が変わってきます
藍に浸した後は素早く洗い、日陰干しにします
そして一回目の仕上がりがこちら
《藍チーム》
《玉ねぎチーム》
乾いたら先ほどの工程をもう一度繰り返します
藍チームは2回目も藍へ、玉ねぎチームは次は藍へ浸し
完成したものがコチラですっ
《藍チーム》
《玉ねぎチーム》
藍チームは深みが増した色合いに
玉ねぎチームはかわいらしい色合いに仕上がりました
今回の体験により、植物は育てたり鑑賞するだけでなく
染料としても用いられる事を肌で体感し、植物の奥深さと
可能性をより深く知ることが出来ました
寺子屋共育 轍さんでは今回の様なワークショップを
とっても雰囲気の良い京都の古民家で行っております
ご興味のある方は是非ご参加下さい