2012年9月26日
みなさんこんにちは、OCA教務部 獣医師の清水です
今、OCAは前期試験の真っ最中。学生さんの顔がいつも以上に引き締まっている
みんながんばってくださいね。
さて、今日は10月から始まる「アニマルセラピー」の後期授業の中身をちょっとご紹介しましょう
本校はJAHA (社団法人日本動物病院福祉協会)の認定校として、アニマルセラピーの中でもJAHAが行っているCAPP活動(コンパニオンアニマルパートナーシッププログラム)をお手本とし、将来動物病院へ就職したときに動物看護師として参加できるような動物介在活動(AAA)を「アニマルセラピー」の授業に取り入れています。
前期は基礎知識を得るのと同時に、関西圏でCAPP活動を実施されている2つの動物病院様にお願いして毎月1回ずつ活動の見学をさせていただきました。
後期はいよいよ前期の勉強をもとに実践活動の開始です。
つまり、自分たちでチームを組んで、自分たちで育てているセラピー犬たちと一緒に自分たちで活動計画を立て内容を決めて訪問活動をするのです。
口で言うのは簡単ですが、見るとやるのとでは大違い。
いやあ、初回は緊張もするし、汗だく
いつも見学させていただくCAPPボランティアさんたちのパートナーを見る目の温かさやトレーニングの確かさは人と動物の絆の深さに比例していること、利用者さんとの会話のうまさは社会経験の豊富さの賜物であることなどが実際に自分たちが活動を行うことではっきりと見えてきます。
その子のかけがえのない「飼主」である事を最大限楽しんでおられるボランティアさんたちをますます尊敬してしまう、それは動物看護学生にとって貴重な経験ですね。
この秋は、前期に引き続き4カ所の特別養護老人ホームでのCAPP活動見学と同時に、別の3カ所の特別養護老人ホームと1カ所の保育園への実践訪問活動を予定しています。
まだまだ勉強中の身ゆえ、CAPPボランティアさんたちの活動には遠く及びませんが、利用者さんに喜んでいただけるよい活動ができるようがんばって行ってきま~す
写真は、本校のベテランセラピー犬 きなこ と チョコです