2017年6月5日
フロリダレポート第2弾。
海洋系スタッフの村瀬です。
今日は、Dolphin Research Center (DRC)の代名詞でもある
「人とイルカのRelationship」についてお伝えします。
そもそも、私がこの施設で学びたい!と思ったのは、
人とイルカの関係が素晴らしいと感じたからです。
2015年12月、DRCトップのLinda Erb氏が
大阪ECOで行なったトレーニングセミナーの中で、
特に「イルカと楽しむ」ことがどれだけ大切なことかというお話が心に響き、
今に至ります。
「人とイルカのRelationship」と一言で言ってもあまりピンと来ないと思うので、
いくつか代表的な例をお見せしましょう。
まず、DRCの人たちはとにかくイルカにしゃべりまくる!Talking and talking and talking…..
https://www.youtube.com/watch?v=glH6xpS93iE
https://www.youtube.com/watch?v=sx5HqQTW2OM
一つ動作が終わる度に大げさに褒めちぎる(トレーナーは大げさだと思っていない)。
ちなみに①でジャンプしていたのはTursi ,43歳のLady!
https://www.youtube.com/watch?v=BV6gjTR3-P4
(動画③)こちらがDRCトップのLinda氏。DRCで最もしゃべるトレーナー。
お孫さんもいるので多分還暦くらいだと思うんですが、現役ですよ!
めちゃカッコイイと思います!!!
https://www.youtube.com/watch?v=zkxGFuq1eNM
(動画④)このトレーナーは入社5ヶ月。
イルカとの関係作りのためにブリッジ(笛)をまだ持てず、
1セッション30〜40分イルカを楽しませながらただ「遊ぶ」段階。
あ、もちろん魚をあげながらですよ。
でも、魚に頼ってばかりだと長時間もちません。
いかにメンタルに働きかけられるか。
実は、「長時間イルカと楽しく遊ぶ」ことの方が
トレーニングよりもはるかに難しい…そして大切。
こうやって強い関係を築いていくんだなぁ〜。
実は村瀬もブリッジなしで何度かセッションを持たせてもらい痛感しました。
先日Louieというイルカとのセッション。
彼が何を好きなのか読めず、本人に「どっちで遊びたい?」と聞いてみた図。
ちょっと緊張したけど、めちゃ楽しかったです。
みなさん、「イルカは人の声を聞き取りにくい」という噂、
聞いたことあるでしょ?
実はちゃーんと聞こえてるんですよ。
ここのイルカたちはトレーナーの声でモチベーションを上げ、
名前を呼べば応え、近寄って来るんです。