2012年4月3日
エコの城者(じょうしゃ)です。
今回はOCA潜水部の活動報告です。
須磨海浜水族園で大阪湾フォーラムが開催されました。
そこで…
ドルフィントレーナー専攻の谷口君が
OCAの活動報告を行いました。
緊張していましたが、
大勢の前で堂々と発表していましたよ。
福井県の小浜水産高校の潜水部は、
大水槽に潜ってアマモ移植の
デモンストレーションを行っていました。
さて、そのアマモ移植の話ですが…。
関西国際空港へ向かう途中に
「りんくうタウン」があります。
りんくうタウンには、玉石を敷き詰めた
マーブルビーチがあるのをご存知でしょうか。
砂まみれになることもなく
「裸足で歩けるビーチ」として計画されましたが、
玉石がごろごろして歩くことができず、
いつしか誰も利用しない海岸になってしまいました。
そして、砂地や砂泥質、磯と違い、
玉石海岸には海藻も生えず、
生物の生息できない海岸になってしまっています。
そこで、実験的に小さな干潟を造り、
アマモ場を造成する計画が考えられました。
アマモ場が形成されれば、そこへ生き物が卵を産み、
稚魚が育つ環境ができます。
豊かな海づくりのため、
今回はOCA潜水部のメンバーが
アマモ苗の移植活動を行いました。
小さな海岸の海底に植えられたアマモは
しっかり育ってくれるでしょうか。