発見探検プロの仕事場〜卒業生からのことば〜ペットトリマー
@モンプチ シュシュ
犬を癒し、人を癒す。
ペットと飼い主さんの架け橋となる仕事です。
メッセージ
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[取材協力]モンプチ シュシュ
京都市下京区西洞院通高辻北東角1F
「犬をきれいにしてあげれば愛着がわき、飼い主さんと犬の関係もよくなります。ペットトリマーというと“犬の美容師”というイメージがあると思いますが、技術だけではなく、病気、栄養、しつけ…など犬についていろいろ学んでおくことが大切。知識があれば、飼い主さんにアドバイスしてあげることもできますよね」
このサロンで働き始めて1年になる小久保さんはトリマー修行中。爪切りや耳掃除、シャンプーなどのベーシックメニューの他、卒業後すぐにペットアロマアドバイザーの資格を取得し、マッサージも担当しています。大好きな犬と接する時間はもちろんですが、「飼い主さんとのコミュニケーション」も彼女にとってはこの仕事の魅力のひとつです。 「同じお客様、同じワンちゃんとずっとお付き合いが続くことがうれしいですね。子犬の頃から知っているコだと、愛着もひとしお。まだまだ覚えることはたくさんありますが、早く一人前のトリマーになることが今の目標です」
レポート
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朝いちばんの仕事は店内の清掃。
窓を拭き、床に掃除機をかけた後、モップがけ。
白を基調とした店内は清潔感にあふれ、アロマディフューザーから漂う良い香りが店内を包む。
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午前10時にサロンがオープンすると、さっそく予約を入れたお客様が愛犬と共に来店。
施術メニューなどを確認する。
体調やしつけについて質問を受けることも多く、アドバイスすることも。
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小久保さんは爪切りや耳掃除から始まって、シャンプー、ドライアップ&ブラッシング…と続くベーシックメニューを担当。
直接ワンちゃんの体に触れるため、体調の変化や皮膚病などの病気を発見することもあり、健康チェックも大切な仕事のひとつ。
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シャンプー&ドライ後のトリミングは、主にキャリア10年の昆野さんが担当。
1日10頭前後のワンちゃんをカットする。
お客様によって要望はさまざまで、人の美容師同様、センスが問われる仕事。
エクステンションやカラーリングなど、トレンドを意識し、新たな技術を取得することも必要。
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アロマオイルの香り漂う部屋で、マッサージ。
慣れているコは、自らソファにごろんと寝転んでリラックスすることもあるとか。
アロマセラピーは植物の香りを使った自然治癒療法で、人間同様、ワンちゃんのストレスを癒す効果が期待される。
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お昼前後から午後3時頃までがもっとも忙しい時間帯。
施術の他、グッズやペットフードなどの物販も手がけているため、接客する機会も多い。
多彩な商品に関する知識も不可欠で、「まだまだ覚えることがいっぱい」という小久保さん。
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お昼前後から午後3時頃までがもっとも忙しい時間帯。
施術の他、グッズやペットフードなどの物販も手がけているため、接客する機会も多い。
多彩な商品に関する知識も不可欠で、「まだまだ覚えることがいっぱい」という小久保さん。
今回協力いただいた卒業生たち
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昆野さん
ペットトリマー
ペットトリマー専攻卒業 - 仕事を通じて、少しでも犬と社会に貢献できれば…。トリマーになりたいという人がひとりでも増えることを願っています。
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小久保さん
ペットトリマー
ペットトリマー専攻卒業 - 実習はもちろん楽しかったのですが、栄養学やパソコン…関係ないように思える座学授業もすべて仕事に役立っています!
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