Graduates Interview
卒業生インタビュー動物園飼育員
〜 那須どうぶつ王国
西田さん

動物との適度な距離を保ちながら
丁寧に向き合う飼育員の仕事

熱帯の湿地を再現した「ウェットランド」の動物を担当しています。ジャガーやワオキツネザル、アカカワイノシシなど多様な動物がいるなかで、掃除や給餌をしながらそれぞれの健康状態を確認したり、接客したりする日々です。特にワオキツネザルは、少し目を離すとお客様に近づきすぎるので初めは苦労しました。焦らずに広い視野で動物を観察して、動きを予測することで乗り越えました。エリア全体を俯瞰しつつ、それぞれの動物との適度な距離を保ちながら丁寧に向き合い、技術や経験を重ねていくことを目指しています。お客様に動物福祉や環境問題にも関心を寄せてほしいので、展示やイベントを工夫しつつ、接客方法も磨いていきたいですね。

ジャガーのえさは馬肉や鶏肉を1日3kg、給餌しながら食欲や体調を確認する

接客も大切な仕事 説明だけでなく、 お客様と動物の安全に細心の注意を払う
History
「飼育員になる!」
夢をかなえた道のり
- 幼少期
- 飼育員にあこがれる
祖父と行った動物園で、ゾウと飼育員との信頼関係を感じたのがきっかけに -
17歳
- ECOのオープンキャンパスに参加
学生スタッフが明るく接してくれて、人見知りの自分も「こうなりたい」と思った -
18歳
- ECOに入学
大学よりも専門知識が早く身に付くのが入学の決め手に -
19歳
- 学内の動物を飼育する「キーパーゼミ」へ
活動方針をめぐって、メンバーとは時にぶつかりながらもお互いを高め合えた -
20歳
- 那須どうぶつ王国に就職
「ECOでの学びや、身に付けた積極性が役立っています!」

那須どうぶつ王国
〒329-3223 栃木県那須郡那須町大島1042-1
東京ドーム約10倍の広大な敷地に世界から集まった600頭以上の動物たちが暮らす動物園。動物とのふれあいや、動物の身体能力や知能の高さを間近で見ることができる4種類のショーを毎日実施。