2021年11月27日
こんにちは☀️ キーパーゼミのあーりーです! 少し長いので、覚悟して読んでください
今回は、わたしが変な形だな〜と思う動物について紹介します。 それはずばり、カメです!
(聞き捨てならない…と言わんばかりのガメラ)
何が変なのか?というと、その見た目なのですが…
皆さんは、カメの甲羅は人で言うとどの部分にあたるのか知っていますか?
…
……
正解は、肋骨です!
実は肋骨と皮が伸びたものがカメの甲羅だそうで、簡単に言えばその中に内臓や手足などの体が入っているような構造です。
不思議すぎてめちゃくちゃ気になる!!!
…ということで、今回はそんなカメの甲羅にスポットを当てて紹介していきたいと思います!
(ご飯で顔が汚れてるアニーさん)
キーパーゼミでは数種類のカメを飼育しており、じっくり観察することができます。 私は、カメの甲羅といえば六角形が並んでいるイメージがありますが、どうでしょうか。
まずはリクガメからいきましょう。
この子たちは、ケヅメリクガメのアニー(左)とパトリック(右)。
六角形…かな?
よーくみると、木の年輪のようなものがありますね。
リクガメの甲羅は、端が少しずつ伸びて大きくなります。その時に年輪ができます。
次はビルマホシガメの五右衛門(ゴエモン、通称ゴエちゃん)。
形の違いもですが、美しい模様が気になりますね!
同じリクガメだけど、大きさも模様も全く違って面白いです
ここからは、水棲ガメです。
まずはセマルハコガメのせっちゃん(左)とまっちゃん(右)です!
六角形っぽい!
同じ「セマルハコガメ」という種類のカメですが、個性がありますね
年輪のない部分の甲羅の大きさから、生まれた時はすごく小さかったのだと想像できます!
こちらはミシシッピアカミミガメのえだまめ。
木の上で甲羅を乾かしているようです。 年輪が見えづらく、つるっとしています。
ところで、皆さんは亀といえば緑のイメージがないですか?
このカメは通称「ミドリガメ」といい、幼体は鮮やかな緑色をしています。
その姿から、亀といえば緑!というイメージがついたのかもしれませんね。
さらに、ジーベンロックナガクビガメのジロウ。
長い首が気になるかもしれませんが、今回は甲羅を見てください!
模様のように白みがかっているところは、脱皮中の部分です。
水棲ガメの多くは、脱皮することで甲羅が大きくなるんです!
最後に、カミツキガメのガメラです。
中央は、六角形というより菱形?なんだかトゲトゲした印象を受けませんか?
一味違った特徴的な甲羅を持っていますね。
どうですか?カメについて興味が湧いてきましたか?!
今回は上からだけでしたが、横から見ても形が全然違います。カメを見る時には、そんなところにも注目してみてくださいね!
わたしと同じように「不思議だな〜」と思ってもらえていたら嬉しいです
※当日、動物の体調により会えない場合があります。