『夏の風物詩　パート３』

皆さんこんにちは～∀
夏には蚊がいっぱいで血を吸われるととてもかゆいですよね

今回はその蚊をやっつけてくれる蚊取り線香

…ではなく、それを入れるこちらの豚さんについてお話します

こちらの豚さん。正式な名前は『蚊遣り豚』といいます。

ちなみにこの蚊遣り豚、前方から見ると豚の顔をしているが、

後ろはスパッと胴体を切られたような形になっています。

なぜに形が豚さんなのか

その理由はハッキリとわかってはないのですが…Д
２つの説があります。
まず１つ目が、昭和２０年代に愛知県の常滑の養豚場で豚に集まる蚊を

追い払うために作られた蚊遣り器が当初は土管だったのですが…

片側の穴をすぼめていった型をよく見たところ、

豚の姿に似ていることから常滑焼きの土産品として売り出したのが始まり

ではないかというものです。
２つ目が、江戸時代の遺跡から発掘されたものが現在の蚊遣り豚に

とてもよく似ていて、元は『徳利(とっくり)』の底を切り取り、

横向きに置いた物が豚に似ているので目と耳、

そして足を取り付けたものが始まりではないか というものです。
どちらも前方は小さな穴が１つあり、

後方は蚊取り線香が出し入れしやすいように大きな穴が開いているので、

現在の蚊遣り豚に繋がる部分は多いですね。

しかし…こんなに昔からあっても豚の形が変わっていないところを見ると…
やっぱり豚さんって可愛いですよねって結論にたどり着きましたww
それでは今回はこれにて失礼しますm(_ _)m
３日連続のウンチク話も今日で終了です
お付き合い頂きありがとうございましたm(_ _)m