2022年2月1日
こんにちは。
海洋系・アクア担当の西本です。
水槽教室で人気の生き物「ミズクラゲ」の飼育水槽ですが、
最近、小さいサイズがふよふよ泳いでいます。
このミズクラゲたちは、
アクアリスト専攻1年生のクラゲ班の学生が繁殖させた個体になります
今までのクラゲ班の先輩が、繁殖の一歩手前までいっていたので
そのクラゲのポリプを引き継ぎ、繁殖に挑戦!
この、ポリプ(イソギンチャクに似た姿)から
ストロビラ→エフィラ(クラゲの赤ちゃん)になるまでが
これまでの先輩が苦戦していたところになります。
今回はネットで調べた方法の中から
インドメタシンを含む痛み止めの薬を使用し、
ポリプのストロビレーション(ポリプの状態からストロビラに変化すること)を
誘引しました。
結果は、、、
見事、大成功
可愛いエフィラが誕生しました!
ですが、インドメタシンが何に作用して
ストロビレーションを誘引しているのかはわかっていません
1度うまくいくと、順調にたくさんのエフィラが誕生していきますが
その分、餌やり・水換えも大変
生まれるまでも大変ですが、生まれた後ももっと大変に、、、
現在の繁殖状況は
エフィラにうっすらとカサが付き始め少し大きく成長したメテフィラ(±5㎜)
成体と同じ姿まで成長したミズクラゲ(±1.5㎝)など
サイズに分けて飼育しています。
大阪ECOに来た際には
ぜひ、水槽教室にいるクラゲにも会いに来てください