2018年5月12日
スタッフの村瀬です
ゴールデンウィークが明け、DRCレポート第14弾です!
今回のタイトルは「Thinking Game」。
おそらく、多くのトレーナーが「トレーニングのマンネリを払拭したい」
「刺激いっぱいのトレーニングがしたい」と願っていることでしょう。
そんな人にとって今回の内容が少しでもヒントになれば嬉しいです
学生諸君は将来のために!!
まずはこの動画をご覧ください
めっちゃThinkingでしたね
最後のは「Repeat」と言い、「最後の動作を繰り返して」のサイン
(両手の人差し指を’糸巻き巻き’する)です。
ちゃんと出来ましたね
そして、このゲームの続きがこちら
左右の足にターゲットが加わり合計3本!!!
人の感覚で見るとすごく簡単なゲームに見えますが、イルカには結構ハード!
頭をフル回転させトレーナーに集中しているからこそ出来るし、難しい挑戦だから嬉しいのです。
次はこれをご覧ください。
「○○しながらあのターゲットにタッチ」ゲームです
今回はターゲットが少し離れたところにあるバージョン
最後のRepeatも分かりましたか?
相変わらずトレーナーの喜び方も大げさですね~
こんなパターンもあります
過去のブログでも紹介しました、テールウォークに一技加えたものです。
これらの④と⑤を組み合わせると、こちらになります⇩
2つ以上の動作をMixして行うにも「Thinking」が必要。
ブログ第4弾(https://www.osaka-eco.ac.jp/contents/ecobiyori/2017/06/20/8670)
でご紹介したこちらの動作もThinking Gameの一つですよ
普段からThinkingが当たり前になっているからこそ、
色んなゲームに対応できるのです。
急にやっても動物が混乱するだけ。
「頭を使う」ことにも脱感作が必要なのかもしれません。
慣れてきたら、「ヒントをほぼ与えないGame」…なんてものアリだと思います。
マンネリ化しないよう何か新しいことを!と考えては行き詰まるパターン…
これは誰もが経験していることではないでしょうか。
一つ一つの動作は新しくなくても、少し工夫する・発想を変えるだけで
好奇心をくすぐる刺激に変わるんですね
1日数回のSession。
同じSessionでも、動物が「次に期待できる」時間にしたいですね