2018年5月18日
近藤です。
5月16日は、海洋生物保護専攻の学生を対象に、大阪湾で鯨類観察実習を行いました。
観察は船から行いました。午前9時30分ごろ大阪港を出航し、大阪湾の東部海域を岬町まで南下しました。
深日港で昼休憩をとった後、午後は泉南市沖を主に探索し、午後4時過ぎに大阪港に戻りました。
前半は風も弱く観察に適したコンディションだったのですが、お昼前から白波が立ち始め、観察が難しくなりました。
今回、観察された鯨類は、ミナミハンドウイルカとスナメリでした。
上の写真2枚はミナミハンドウイルカです。同じ個体です。
最初は船から100m以上離れたところで目撃されたのですが、
その後、近くに寄ってきて、しばらく船の横を泳ぐなどしていました。
実はこの個体、2016年に深日港周辺に来遊し、
そのまま大阪湾にいついてしまいました。
2011年生まれで、2015年まで熊本県天草にいたことがわかっています。
http://www.kaiyukan.com/connect/blog/2016/07/post-1039.html