2015年5月18日
こんにちは。動物看護系の講義を担当しています、教務課の渡邊です。
GWも終わり、就職を控えた当校の学生さんはいよいよ業界研修。是非ともたくさんのことを吸収して帰ってきていただきたいと思います。
その業界研修の前に、是非とも動物看護師専攻の学生さんには実習で大型犬に触れておいてもらいたいという思いがありました。それが実現しまして、先週の水曜日に大型犬2頭が実習に協力してくれました。
看護系のブログにも書きましたが、そのうちの1頭のデュランダルくんに心を奪われちゃいました。ホワイトシェパード。シュッとしてますわ、シュッと。写真で見ると少しビビっちゃってるようにも見えなくもありませんが(汗)そして仏のような顔をしたYくんにも注目です(笑)
日本ホワイトシェパード犬協会という社団法人があるんです。しっかり血統が管理されているんですね↓
血統についてそのHPを拝見してみますと、昔ドイツでジャーマンシェパードの血統が確立される過程で白い牧羊犬も繁殖に用いられ、それによって白いシェパードの血統も作られていったそうです。
時は世界大戦のころ。一般的なシェパードがどんどん軍用犬として戦地に赴く中、色が白いホワイトシェパード目立つという理由で「徴兵」されることがなかったといいます。血統が守られてきた背景にはそういう事情も少なからず関係しているようです。
僕の祖父のことをふと思い出しました。祖父はとても優秀な人でしたが、視力が非常に弱かったために召集されなかったそうです。召集されていたら僕の父も僕も生まれていなかったかもしれません。そういえば祖父の会社の2代目番犬の金太はシェパードでした。
平和な世の中は本当にありがたいものですね。なんだかホワイトシェパードのあの真っ白な姿が平和の象徴のようにすら見えてきました。犬は人間の生活を色々と助けてくれています。数え上げればきりがありませんが、少なくとも戦争のために駆り出されるようなことはこの世からなくさなければならない。個人的にはそう思います。犬の素晴らしい能力は人を殺めるためにあるのではないはずです。